株式投資を続けて気づいたこと~2

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MKが株式投資を始めたのは、単純に儲けたいとの一心からでしたw
当初はリターンが明確でおまけ気分も楽しめる株主優待銘柄を中心に購入していました。
マクドナルド、イオン、ニプロ、リンガーハット、吉野家、日本航空、全日空…
ほかにもカタログギフトやクオカード銘柄など、多いときは100銘柄以上保有していました。
ただやみくもに株主優待銘柄を購入するのではなく、なるべく配当+優待の総合利回りが5%以上になるものを一応厳選していました。
配当のない銘柄はまったく投資の対象外。

アベノミクスが始まるちょっと前から本格的に投資に踏み出したのはタイミングとして最高でした。
2年くらいで日本の株価はどん底から一気に駆け上がっていったので、保有株の株価は軒並み2倍以上にという感じでした。
このころウォーレン・バフェットやバークシャー・ハサウェイ関連の書籍も読みあさるようになり、MKそしてMKファンドとして一大転換点を迎えることになりました。

投資の果実としてもらえる配当は確かに魅力的ですが、配当をもらうたびに税金がかかります。
企業は利益を配当に回さず、成長分野への投資に回してさらに利益を稼ぎ出してくれれば株価も上昇していきます。
株価が上がるだけなら税金はかかりません。
配当で贅沢しようというわけでなくどうせ再投資に回していくとするなら、毎回税金が引かれて新たな投資先を探すよりも、最初から自分が期待している会社がそのまま投資をしてくれた方が効率的じゃないか。
バフェットより投資成績がいい人なんてそういないわけだから、バークシャーから配当をもらうよりバークシャーに再投資してもらった方がいいに決まってます。
リタイアして配当金生活を送る段階になれば株主優待をもらいつつちまちま配当をもらうこともありでしょうが(運用資産が2億円くらいになって年間配当収入が手取りで500万円くらいになればいいですね)、リタイアするまでは成長株投資にこそ主眼を置くべきと考えるようになりました。




時を同じくして2014年1月、満を持してアメリカ株式にも手を出してみようとSBI証券の口座に1万ドルを準備していました。
本当はバークシャー・ハサウェイを買いたいくらいでしたが、バークシャーのA株は1000万円以上してましたw
資産総額が目標の10億円に達したときはMKファンドのポートフォリオに是非組み込んでおきたい銘柄ではありますが、まだ時期尚早w
ということでこのとき検討していた銘柄がグーグルとアマゾンでした。
アマゾンは当時まだ赤字続きでしたが、稼いでも稼いでも利益を貯め込むわけでなくどんどん新しい事業に注ぎ込んでいて赤字となっていました。
もちろん配当はなし。
それでも2~3年の業績予想では、1年後2年後の利益は桁違いに増えていく感じで、とても新事業への投資では使い切れないくらいの利益が期待できる感じでした。
当時のPERは100倍どころでなく400倍くらいまであったような記憶です。
それまでのMKの投資対象ではまったくありません。
でもその業績予想が当たるなら買わない選択肢はないのではないか…
ということで2014年2月4日、いよいよアメリカ株式を初めて購入しました。
アマゾン株式を355ドルでとりあえず20株買ってみました(実は同じ日にバフェット銘柄のコカ・コーラも買っていますw)。
買ってすぐ400ドル近くまで上がって喜んだのも束の間、その後300ドルを割り込む展開に…
4月30日、300ドルで9株をナンピン買いし、アマゾン株の取得単価は339ドルまで下がりました。
2015年2月、350ドルを回復するようになっていたので半端の9株を366ドルで売却。
それくらいからアマゾンの株価急上昇が始まります。
2018年9月くらいまでに2000ドルまで一直線に右肩上がり。
株価の上昇スピードに常にウハウハ状態w
その後は2020年が明けるまでしばらく2000ドル近辺で停滞していましたが、新型コロナウイルスが世界中で蔓延しだすのとあわせてまたまた株価が急上昇、テンバガーを達成して10株は利益確定し、現在の保有株は10株となっています。
グーグルを選んでいたとしても株価は6倍くらいにはなっていますが(ちなみにバークシャーも4倍くらいになっているようです)、アマゾンの選択は間違っていませんでした。

ということで、アマゾンで自身初のテンバガーも達成し、配当のない成長株投資もありうることを強く実感しているわけです。
そんな経験もあって、現在MKファンドにおけるアマゾンに次ぐ2番手は配当のほぼないグリムスとなっていてこれまた今のところは好成績です^^
とはいえ、今後は成長株だけ投資していこうと考えているわけではありません。
日本株が低迷していたときに買った優待株でも1~2年で株価が2倍くらいには簡単になりました。
だから株価が低迷していて割安だと思えるときは高配当銘柄を仕込んでおく選択肢は十分あると思ってます。
今後は成長株に高配当銘柄もバランス良くMKファンドに組み込んでいくつもりです。

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